私達の街北九州


◎  小倉祇園  ◎

   小倉祇園祭りは、関ヶ原の戦いの功より、四十万石の大名に任ぜられた細川忠興公が、
  慶長七年(1602年)に大規模な小倉城の築城を始め、元和三年(1617年)に城下町とし
  ての繁栄のために祇園社(八坂神社)を創設して領内の総鎮守とし、翌年から行った約
  880年の伝統を誇る豪華で華やかな祭りが始まりといわれています。
福岡県無形民俗文化財(昭和33年3月指定)

文責:金崎真紀
撮影:中西雅哉
    小倉祇園太鼓で知っていただきた
  いのが、作家(故)岩下俊作氏の
  名作「富島松五郎伝」を映画化し
  た「無法松の一生」です。カンヌ
  映画祭でグランプリの栄光を獲得
  した秀作で、劇中、松五郎の美し
  くも清らかな恋心が、小倉祇園祭
  での哀歓交々とたたきつける太鼓
  のバチさばきにより見事に表現さ
  れています。
 
           撮影:中西雅哉
  最終日の夜“太鼓広場”で披露され
  るのは無法松で知られる「あばれ打
  ち」や「みだれ打ち」。感動と打ち
  手の熱気とともに太鼓の音が町中響
  きわたります。

           撮影:中西雅哉
  小倉祇園太鼓は両面打ちで、カン
  高い音の方を「オモテ」や「カン」と
  呼びます。鈍い音の方は「ウラ」、
  「ドロ」と呼び「オモテ」は派手な打
  ち方「ウラ」は単調な基本音でス
  リ鉦(ジャンガラ)が太鼓をリード
  し、独特のハーモニーが作り出さ
  れます。

           撮影:中西雅哉
  太鼓は直径一尺二寸(36.4センチ)
  から一尺五寸(45.5センチ)までが定 
  式とされています。胴はケヤキをくり
  ぬいたもので、太鼓の音は皮の貼り
  方で調整されています。

           撮影:中西雅哉
  夜になると提灯に明かりが灯され、
  より一層祭が賑やかになり、打ち手
  の活気にエンジンがかかり、夜が更
  けていくのも忘れてしまいます。

  “アッヤッサヤレヤレ”


           撮影:中西雅哉

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