診療科
循環器内科
循環器内科では、特に透析患者さんの心機能維持に努め、適切な時期に適切な治療が受けられるよう、定期的に経過を見ていくことに力を入れています。
透析患者さんはいわゆる溢水を起こしやすいのですが、もともとの心機能が悪いとより一層悪化しやすくなります。循環器の薬物治療によって溢水を起こしにくくするお手伝いをします。
診療について
小倉第一病院で対応することが多い疾患は、溢水がきっかけとなる心不全、その原因となる陳旧性心筋梗塞や狭心症、各種弁膜症(大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症)、心房細動等の不整脈です。
典型的な症状には、以下のようなものがあります。
- 労作時息切れや胸痛
- 透析中の血圧低下や胸痛(狭心症、大動脈弁狭窄)
- 失神発作(大動脈弁狭窄、狭心症、徐脈性不整脈)
狭心症や大動脈弁狭窄は基本的に動脈硬化ですので、適切な時期に侵襲的検査治療(冠動脈造影、ステント留置(PCI)、TAVI)が必要となります。当院では、前段階としての内服治療、至適時期の見極めと連携医療機関への紹介、治療後の内服管理を行います。
検査について
当院で可能な検査としては胸部X線、心電図、心エコー、ホルター心電図があります。経過を追うことが大事ですので、無症状時にも定期的に検査をしていきます。
当院は予約制です。受診の際は、
お電話にてご予約ください。
- 小倉第一病院 予約受付番号
- 093-582-7730