診療科
リウマチ科
リウマチ科では、関節リウマチのみならず自己免疫疾患である膠原病(こうげんびょう)に対して幅広く担当しています。これらの病気は全身の痛みや関節の変形、発熱といった患者さんの生活の質(QOL)に直結する症状が多く現れます。
私たちは、患者さんに「日々の生活をできるだけいつも通りに送っていただける」ための医療を提供することを大切にしています。
診療について
関節、筋肉、腱などの運動器に「痛み」や「こわばり」を起こすリウマチ性疾患には色々な病気があります。適切な治療には的確な早期診断が必要です。生活上での注意を含め上手くリウマチと付きあう方法を患者さんとともに考えます。
リウマチ・膠原病というのは、本来自分の体を外敵から守るために存在する「免疫」のシステムに異常をきたすために発症します。そのため、主な治療は免疫の働きを抑える(免疫抑制)治療を行います。
以下のような症状がみられる場合は、まずは受診をおすすめします。
- 朝起きた際に関節がこわばって曲がりにくい
- 指・手首・肘・膝・足などの関節が腫れて痛む
- 発熱が続き、医療機関を受診しても熱の原因がわからない など
リウマチ・膠原病分野では、この免疫抑制に関連する治療発展が目覚ましく、ここ20年程度で治療に大きな進歩がみられています。当院でも治療方法のアップデートを怠らず、患者さんが早期の治療効果が得られるように努めます。また、より高度な検査や治療が必要な場合は大学病院などと連携しサポートする体制を整えています。
検査について
- 血液検査・尿検査で各臓器の状態や体のなかで起きている免疫の異常を評価します。
- レントゲンで関節破壊の状態を評価し、関節リウマチの進行度を評価します。
- そのほか超音波検査などで全身臓器の評価を行います。
当院は予約制です。受診の際は、
お電話にてご予約ください。
- 小倉第一病院 予約受付番号
- 093-582-7730