診療科
皮膚科
疾患別コラム
掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、手のひらや足の裏に小さな膿疱が繰り返し現れる慢性の皮膚疾患です。
特徴
- 好発年齢:30〜50代
- 女性にやや多い
- 喫煙者に多く見られる
症状
- 手のひらや足の裏に米粒大の膿疱が多発
- 発赤、腫れ、痛み
- 症状が繰り返し現れ、慢性化する傾向
原因
正確な原因は不明ですが、以下の要因が関与していると考えられています。
- 遺伝的要因
- 免疫系の異常
- 環境因子(ストレス、感染症など)
- 喫煙
治療法
- 外用療法(ステロイド軟膏など)
- 内服療法(免疫抑制剤、抗生物質など)
- 光線療法
- 生活指導(禁煙、ストレス管理など)
完治は難しい疾患ですが、適切な治療により症状をコントロールすることが可能です。
当院は生物学的製剤(注射薬)による治療の承認施設であり、難治例には導入することもあります。
当院は予約制です。受診の際は、
お電話にてご予約ください。
- 小倉第一病院 予約受付番号
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