診療科
皮膚科
疾患別コラム
白癬(水虫)
白癬(はくせん)は、皮膚糸状菌による感染症で、一般的に「水虫」として知られています。
主な種類と症状
足白癬(水虫)
- 足の指の間や足底に発生
- かゆみ、皮むけ、亀裂、水疱形成
体部白癬(たむし)
- 体幹や四肢に環状の発疹
- 辺縁部が赤く盛り上がり、中心部が治癒
頭部白癬(しらくも)
- 頭皮に発生し、脱毛を伴う
爪白癬
- 爪が白濁、肥厚、変形
感染経路
- 直接接触
- 感染者の使用した物品(タオル、靴など)を介して
- 頭部白癬はコンタクトスポーツ(特に柔道、レスリング)
予防法
- 清潔と乾燥を保つ
- 公共の場所では素足にならない
- タオルや靴を共用しない
治療法
- 抗真菌薬の外用
- 重症例や爪白癬の場合は内服薬
白癬の診断は顕微鏡で菌の存在を確認します。自己判断で市販の抗真菌薬を塗ってしまうと、菌の証明が難しくなることがあります。
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