当院案内
フットケア委員会
腎不全・糖尿病は、足病のリスクが高まります。
患者さん全員の爪、足全体のケアを行い足を守ります。
2009年にフットケアチームを発足し、現在はフットケア委員会として、看護師10名(うちフットケア指導士7名)のチームで構成されています。
毎月、日本トータルフットマネジメント協会(JTFA)会長の西田 壽代先生を外部講師としてお招きし、ケアの技術・知識を学び、入院・外来透析患者さんの足を守っています。透析患者さんは特に末梢の血管が弱く、足先などに急激な症状の悪化が見られます。私たちは、委員会活動を通じて、知識・技術の向上と症状を早期に発見出来るよう、日々のケアに努めています。
実習や勉強会にも力を注いでおり、JTFA医療フットケアスペシャリスト学科の受け入れを行っています。
- フットケア研修
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看護師・介護福祉士資格を有する全スタッフが西田先生より研修を受けています。ケアにより美しく変わる足を見て、毎度のごとく驚かされます。患者さんに大変好評で、ケアの依頼も多数寄せられています。
- 爪切り
- 皮膚病変(胼胝・鶏眼など)
- 角質ケア
- 保清
- 靴・インソールなどのアドバイス

- フットケア心理士養成講座
- やまき心理臨床オフィス 公認心理師・臨床心理士 久持 修先生によるフットケア心理士養成講座も開催しました。当院以外の方にも参加いただき、連携向上に努めています。
- 出前講座
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近隣の市民センターにて、フットケアに関する出前講座を行っています。形成外科医の講演とブースでのフットケア体験に、たくさんの方々が楽しく参加されています。
- 医師による健康相談
- フットケアナースによるフットケア体験
- リハビリスタッフによるロコモチェック など
- 執筆活動
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フットケアのスキルアップや患者さんのケアに繋げるため、執筆活動にも参加させて頂きました。透析フットケアの基本的な技術・知識から専門施設との連携までを詳しく学べる、透析室スタッフのための書籍です。
今後フットケアにたずさわるスタッフの方々にも、ご活用いただければと思います。