採用情報

小倉第一病院 採用情報活躍のフィールド(臨床工学技士)

活躍のフィールド

臨床工学技士
clinical engineer

Interview

Time Schedule

1日の流れ

ある日の
日勤スケジュール

(8:00~17:00)

8:00
  • 透析開始 穿刺・接続
9:00
  • 指示受け、状況把握、配薬、処置
11:00
  • 回収・清掃
12:00
  • 休憩(30分)
13:00
  • 回収・清掃
14:00
  • 昼透析準備、担当業務の処理、次回担当者への申し送り
15:00
  • 翌日の配薬準備
16:00
  • 休憩(30分)
17:00
  • 日勤業務終了

早出、準夜あり

Educational Field

現場教育

指導方法

  • プリセプター制度

プリセプター制度

  • チェック表

透析専門病院に勤務する臨床工学技士としてまずは透析技術を身に付けていきます。しっかり技術や業務の流れが理解出来ているかのチェック表があります。
本人評価、指導者評価などを行い、独り立ちを目指します。

チェック表

指導期間

指導期間は6ヶ月程度です。早い人は4〜5ヶ月程度で独り立ちします。仕事に慣れるまでは日勤帯に出勤して、一人ひとりのペースで仕事を覚えていき、独り立ちしていきます。

Interview

先輩スタッフの声

1995年入職 新卒

臨床工学技士
Iさん
長く患者さんと関わる職種ならでは
の大変さがあるけれど、自身の成長
、やりがいが大きい

長年の経験年数から、さまざまな経験をさせていただきました。特に前理事長はアイデアマンでしたので、新たな試みが多く、ついていくことに必死でした。現在も改善体質は受け継がれており、自身が成長し続けられる場になっていると思います。
信頼して仕事を任せてもらえるように日々精進しています。

多角的にみることにより患者さんに寄り添った透析をめざす

新病院ではコンソールが新しくなり、せっかく用意してもらった設備なので使いこなしたいという思いが強く、新たな知識や技術習得ができる良い機会となりました。
以前より透析治療中の見れる数値が増え、透析前に患者さんが今日は体調がきつくないか、体重増加の要因は何かなどを聞き取りながら、データや生活背景、家族背景も踏まえて、透析条件を設定しています。患者さんの状態がグラフで可視化されるようになったことで些細な変化にも気付きやすくなりました。多角的にみれるようになったことで仕事の面白さを感じます。また患者さんのデータが改善された時や笑顔で「ありがとう」と言われて帰っていく姿を見ると安心します。より安全で患者さんの体に負担がかからないよう、個々に合わせたオーダーメイドの透析ができるよう努めていきたいです。

長年の経験からたどりついた考え方や視点

経験年数も長くなり、プリセプターを担当することは少なくなりましたが、プリセプターがどういう指導しているかも一緒にそっと見守るようにしています。
つい指導に熱心になってしまう時代もありましたが、自分達で考えて業務を行ってもらうためにも、教えすぎたり、押し付けないようにし、現在は待つ姿勢も大切にしています。もちろん間違った方向にいった場合は、根拠に基づいてきちんと指導するようにしています。後輩が成長していく姿をみるととても嬉しいです。

また当院では委員会活動も多く、さまざまな活動に携わってきました。特に医療安全委員会ではトラブル発生時に何故起こってしまったのか、現場の状況、作業手順など要因を探る必要がありました。さまざまな事例を見てきたからこそ、色々な立場から物事を考えることができ、視野が広がりました。今では現場での業務の流れの見直しや後輩指導にもつながっています。

2021年入職 新卒

臨床工学技士
Iさん
切磋琢磨しあえる仲間とともに
患者さんに最適な透析医療を
提供する

前職ではエレベータなどの昇降機のメンテナンスをしていました。当院との違いは大きく2つあります。1つめは時間です。前職では朝から次の日の朝まで仕事をしていることも珍しくはありませんでした。その点、当院では残業が少ないため、退勤後に自分の時間をしっかり持つことができます。
2つめにコミュニケーションです。前職では機械と向き合うことが多かったのですが、当院では職員だけでなく患者さんも明るく元気な方が多いので、楽しく仕事をすることができています。

患者さんのため、自身も成長しつづける

大学4年生の時、学校に当院から見学会案内が来たのがきっかけでした。病院見学では患者さんに対する思いや、同席していた臨床工学部部長の人柄、透析医療に対する考えに強く共感し、ぜひともここで知識や技術を身に着けて患者さんの一助となれるように成長したいと思ったのを今でも鮮明に覚えています。

根気よく説明することで患者さんに歩み寄る

当院では睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行っています。SASを担当することになったきっかけは私自身も睡眠時無呼吸症候群だったことです。担当だった医師に勉強のためにもチームに入ってほしいと言われ、携わることになりました。現在20名ほどの患者さんを担当しており、毎月のAHI(1時間あたりの低呼吸・無呼吸の回数)と波形をチェックしています。AHIを5回以下に減らすことを目標にしています。CPAP(持続陽圧呼吸療法)のマスクの使用頻度が少ない患者さんには、夜間の高血圧や脳卒中の突然死の危険性を根気よく説明し、使用していただけるように努力しています。実際に患者さんに使用してもらえるようになり、「夜じっくり眠ることができるようになった」や「日中の傾眠が減ったことで世界が変わった」と言っていただけることで、声掛けし続けて良かったとやりがいを感じます。

2022年入職 新卒

臨床工学技士
Nさん
透析医療機器のプロフェッショナル
としての役割を最大限に活かせる
環境があります

実際に入職して大変だったことに、実際に業務をする中で一つ一つの手技、業務に意味があるので、なんで「この手技が必要か」考えることが多くありました。まずは自分で考えてみて、どうしても分からない時は先輩に質問しながら少しずつ分からないことを減らしていきました。新しいことはその日のうちにノートにまとめたりしました。また、医師の指示を受ける際にどんな情報を集めるのか先輩から学びました。

チーム医療で最適な透析医療へ導く

透析室では医師、看護師、介護福祉士、クラークなど多くの職種の方と一緒に働きます。患者さんがベッドに着いてから帰られるまでの一連の穿刺、回収業務の他に臨床工学技士はどんな治療法、材料で透析を行っていけばいいか医師などと検討しあえる点に魅力を感じます。透析機器のメンテナンスなども臨床工学技士ならではの業務ではないかと思っています。

透析治療機器のプロフェッショナルとしての自覚をもつ

成長できたと感じたのはリーダー業務で忙しい先輩に仕事を頼まれたときです。また、看護師の方に「この機械どこがおかしいかな?」と聞かれた時には臨床工学技士として任されていると実感しました。仕事中、自分がしてもらったら助かることを手の空いた時間にするように心がけるようになって「ありがとう」「助かった」と言われるとやってよかったなと思います。

2018年入職 新卒

臨床工学技士
Sさん
患者さんと職員からの信頼を目指し、
より良い治療に向けて努力する

専門学校3年生の時、Ⅰ型糖尿病を発症しました。自己コントロールができていれば日常生活や仕事にも影響はないですが、発症初期の自己コントロールは難しいと言われ、自分にとってこれからの就職活動がとてもネガティブなものになり、就職を受け入れる立場からしても私の採用はとても難しいものだと考えていました。そんな時、現上司が学校訪問時に「病気が理由で採用を断ることはない」と話していたことを知り、病院見学会に参加し共感したため志望しました。

患者さんの声を励みに透析室一丸となって取り組む

コマンダー業務とは透析アドバイザーシステムで全ての患者の透析実績を一括で管理し、透析室内に除水量、除水速度の確認・変更の指示をだす『透析室の管制官』の役割を担う業務です。
当院では2023年の3月から運用を開始しました。初めの頃は新しい業務で何もかもがいっぱいいっぱいで、なかなかうまくいかず、なげやりな気持ちになってしまいそうな時もありました。そんな時に患者さんから「最近体の調子が良い。ありがとう。」と言われたことは強く印象に残っています。まだまだ発展途上の業務なので、日々新しい発見がたくさんあると同時に分からないことも出てきます。その分からないことに対して、透析室内のスタッフみんなで解決策を考えて対処していくことにやりがいを感じます。

臨床工学技士として頼られる存在へ

臨床工学部では、定期的にどうしたら患者さんのためになる治療ができるのかと会議を行い、知恵を出し合ってよりよい治療ができるように切磋琢磨しています。職場の雰囲気が良く、下の立場のスタッフが困っているときはベテランのスタッフがさらっと助けに来てくれるので、安心感を持って働くことができます。働くうえでは、どんな仕事でも考えて業務を行うことを大切にしています。何も考えずにただやるだけの仕事になってしまったらあとから振り返った時に何がよかったのか、何が悪かったのか分からなくなって次の業務に繋がらないからです。まだまだ未熟なところが多く任せられないことや分からないことも多いですが、一つひとつ自分のできていないことを消化して「この人だったらなんでも任せられるよね」と周りから言われるような臨床工学技士になりたいです。

2012年入職 中途

臨床工学技士
Yさん
透析専門病院で働く技士として
自身の知識や技術を向上させ、
患者さんや職員に貢献する

入職のきっかけは、北九州市内で多くの透析患者さんを治療している小倉第一病院で、たくさんの患者さんと関わり、
透析の専門知識を深めたかったことです。前職では機器管理・カテーテル業務・内視鏡など業務が多岐にわたっていましたが、透析治療という1つの分野を極める方が私の性格にはあっていたようです。

臨床工学技士として信頼して任せてもらえる

新病院移転に伴い、HDからオンラインHDFに対応する機械が新しく導入されることにより、患者さんの治療選択が広がりました。オンラインHDFでは、かゆみの軽減や透析アミロイドーシスの予防がより期待でき、低栄養や低血圧にも適応があるため、長期の合併症予防にもつながります。
そこでチームを組み、患者さん一人ひとりに説明を行い、患者さんの主訴に基づいた治療方法を選択できるよう検討していきました。院長に実際の透析条件をどう設定をしていくかフローチャートを作成し、提案を行い、承認後はその方針で透析治療をすすめていきました。
他施設では医師が透析条件やダイアライザーを決めることも多いですが、当院では臨床工学技士の意見も取り入れてくれます。患者さんの検査データ、治療中の経過を考慮し、それぞれに合わせた治療選択をしっかり考えないといけない責任もありますが、信頼して任せてもらえることに臨床工学技士としてとてもやりがいを感じます。

資格取得によって自信につながる

当院でSAS(睡眠時無呼吸症候群)治療が始まり、呼吸器の知識を深めたいと思ったのがきっかけで呼吸療法認定士を取得しました。
透析患者さんは無呼吸状態の頻度が高いです。塩分摂取量や透析間の体重増加、心機能などあらゆる面で原因があります。診断に至る検査から関わり、無呼吸や低呼吸の頻度などのデータを読み取っています。CPAP(持続陽圧呼吸療法)の治療を進める上では患者さんの不安軽減や治療レポートをわかりやすく説明し、治療を継続できるよう努めています。

患者さんにデータや治療方法を説明するには知識が必要ですし、当院では呼吸器を取り扱うことが少ないため、呼吸療法認定士を取得することで自信につながり、不安が無くなりました。また毎年全職員対象に、呼吸器に関する講習会を主体となって開いています。意見を求められることも多いので、資格を取得したことによって業務の幅が広がったと思います。

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● 診療時間 【午前】 9時〜 【午後】 13時〜 【夜間】 17時〜20時
● 透析時間 【月・水・金】 7時〜25時 【火・木・土】 7時〜21時
● 面会時間 【全日】 10時〜21時
(面会時は、受付にて「面会カード」をお受け取りください。
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